エンジンの吹け上がりが悪い原因は?チェックランプが点かない点火系トラブル事例
今回は取り付け作業ではなく、トラブル事例をご紹介します。
今回お預かりしたお車は平成13年式 トヨタ bB、走行距離は151,000km。
ご相談内容は「エンジンの調子が悪く、吹け上がりが悪い」とのことでした。
症状確認と診断
症状から判断すると、まず疑ったのは点火系の不具合。そこで、当社で使用しているテスターを使い、異常コードの点検を行いました。
しかし、エンジンチェックランプも点灯しておらず、結果は異常コードなし。
次に行ったのが、アクティブテストです。
(※アクティブテストとは、テスターを車両に接続し、電動ファンを作動させたり、燃料ポンプを停止させたり、各部品を強制的に作動・停止させて状態を確認する機能です)
まずは、ダイレクトコイルの作動を1本ずつ停止させて確認。
※この車両は、スパークプラグ1本に対して1本ずつコイルが付いているタイプです。
1番のコイルを停止 → エンジンの振れが大きくなる
2番のコイルを停止 → 同様に振れが発生
そして、3番のコイルを停止しても、エンジンの振れに変化なし。
ここで原因が判明しました。3番シリンダーのイグニッションコイル不良です。
念のため単体で点検できる範囲を確認し、3番のコイルを新品に交換。
エンジンを始動すると、吹け上がりも改善し、エンジンは快調な状態に戻りました。
今回、点火系の修理ということでスパークプラグも点検したところ、交換前のプラグはかなり消耗している状態でした。

新品と比較すると、その差は一目瞭然です。

スパークプラグは定期交換部品です。最近では10万km交換タイプもありますが、状態によっては早めの交換が必要な場合もあります。

今回のポイント
もし今回、コイルだけ交換して出庫していた場合、プラグの不具合が原因で、近いうちに同じ症状が再発していた可能性があります。
再入庫となると、症状が前回と同じため、クレーム扱いになってしまうことも……。整備士は、一箇所だけを見るのではなく、関連する部分まで気を配ることが大切だと、改めて感じた事例でした。エンジンの調子が気になる方、走行距離が伸びている方は、ぜひ一度ご相談ください。
スタッフがしっかり点検・アドバイスいたします 🔧








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