エンジンチェックランプとVSCランプが同時点灯?原因と修理事例【クラウン GRS182】
今回は、同業者様からのご依頼で「エンジンチェックランプとVSCランプが点灯しているので修理してほしい」とのことで、お車をお預かりしました。
車種はトヨタ クラウン(GRS182)です。まずは症状の確認から作業を開始します。

まずはエンジン側の診断から。
これまでの経験上、トヨタ車ではO2センサー(酸素センサー) のトラブルが非常に多く、今回もまずはそこを疑い、当社で使用しているテスターにて診断を行いました。
「さて、エンジン側の不良箇所は……?」

やはり、予想していた通りの結果でした。診断内容はこちら。

今まであまり見たことのない文面でしたが、内容から判断するとヒーター系の断線が疑われます。もう一つ気になる「VSCランプ」エンジンチェックランプと同時に点灯していたVSCランプ も気になるところです。こちらも同様にテスターで診断してみます。

表示された内容を見て、正直なところ「え? ずいぶんシンプルだな…」という印象でした。診断結果はこちら。

この内容から読み取ると、エンジン側の異常信号が一定時間続くと、VSCランプが点灯するという仕組みのようです。
ただ、これまでの経験ではO2センサー不良だけでVSCランプが点灯するケースはあまりなく、「エンジンの他の部分の不具合なら分かるのだが……」と、少し引っかかる点もありました。
とはいえ、悩んでいても前には進みません。
原点に戻って、単体点検へ
まずはエンジン側のO2センサーを単体点検することに。
診断結果の通り、やはり断線していることが判明しました。
そこでO2センサーを交換し、エンジンを始動してみると……

エンジンチェックランプ、VSCランプともに消灯。すべて正常な状態に戻りました。
その後、試運転を行い、走行中も問題がないことを確認。
これにて、作業完了となりました。
最近の車は、色々なコンピューターが取付けされ、それらのコンピューター間でデータ通信しているため、1つの部分での不具合でも、色々なコンピューターに影響が出てくる事例でした。
今後、こういった車もばかりになって行く車社会に、僕たちもついて行ける様に日々勉強していきます。
ちなみに、平成24年4月以前までは、O2センサーは 3~4万円 と、かなり高額な部品でした。しかし、平成24年4月以降の価格改定により、現在は 1万円前後 まで価格が下がっています。以前、「高額だったため修理を見送った」という方も、再度お見積りを取ってみる価値は十分にあります。
エンジンチェックランプやVSCランプの点灯でお困りの方は、お気軽に平安オートまでご相談ください。
症状を正確に診断し、最適な修理方法をご提案いたします。








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